Luna channel ~20代女子のざれごと~

20代半ば女子の日常。夢とか人生の目的捜索中。楽しく面白い人生を送りたい。どこにでもいる、ごく普通の若干くすぶっている女子。

きっと痛みを抱えながらみんな生きている。【あしたから出版社を読んで】

とても生きにくい世の中だと思う。

 

 

私がこの本を手に取ったきっかけの一文。

 

 

 

どうしてそうなったのかはわからないが、ずっと、生きにくいなあ、と思っている。

特にぼくのように若いころにちゃんと働いてこなかった人間にとって、社会は全然やさしくない。

 

 

なにか、心に響くものがあった。

 

どうしようもない自分。

どこか泣きたいような気持ちを毎日ちょっとだけ抱えながら、 それがなんでなのか、誰かに助けを求めるべきなのか、なぜ周りの人は平気そうな顔でこんな毎日を生きているのか、どこかにいけば、なにかをすれば、このモヤモヤが晴れるのか。

どうしたらいいのかわからない自分。

痛みを分け合えそうな言葉が目に飛び込んで、本を開いた。

 

 

著者の島田さんが、あるきっかけからひとりで出版社を始めたこと、始める前と後の気持ちの変化、出来事の変化。

響きだけだとすごく立派で大そうなことをしていて、近寄りがたいけど、気張らずにそっと寄り添ってくれる本でした。

一人じゃないんだって、どれだけ多くの人が同じような気持ちを抱えて生きているんだろうって。

場所も状況もみんな違うだろうけど、どこかで誰もが経験したことのある感情をフッと拾っていってくれる本。

そこからの頑張りと成長と、人との素敵な繋がり。

ちょっとファンタジーにも似た感覚。じんわりほっこりゆっくり温かくなっていくような。

 

 

読み進めるうちに、何度か、きっと全然泣くような場面じゃないのに、涙がこぼれた。

悲しいのか嬉しいのか、涙の理由は全然わからないんだけど。

 

 

 

定職につかず、ふらふらしている自分。

人の前ではやりたいことをやっているように見せて、自由人最高と言わんばかりの無言のアピール。私は間違ってない、これが自分の選んだ道。そう振る舞うことで、誰よりも自分を納得させたかった。

 

仕事が嫌いなわけじゃない。

一つ仕事を与えられれば、わりと真面目にこなす方だし、それがやりがいだと感じれる場面もちょこちょこある。

でもある時期を超えると、急に興味がなくなる。もっと自分に向いていること、自分を生かせることが他にもあるはず。

 

覚悟が無くて、甘くて、痛々しい奴。

 

世間が口を揃えてそう言うのは、わかってる。

でもどうしたらいいのかわからないんだよ。

私だってこんな自分、好きじゃないよ。

 

 

時間も、体力もあるのに、することがほとんどないというのは、つらいことだった。

 

だれかに、ほんのちょっとでいいから、認めてもらいたいということ。

 

ブログを眺めていると、ぼくの知らないだれかは内定をもらい、ぼくの知らないだれかはオフ会をやり、ぼくの知らないだれかは、気分転換に、彼女と美味しそうなラーメンを食べている。

一方、ぼくは、よれよれのTシャツを着て、寝間着代わりの短パンをはいて、彼らのブログを読んでいる。仕事に関する情報はふんだんに手に入るのに、どこにも届かずに、わけのわからないだれかの前向きな言葉を読み、自分より年下の人間の年収を知って、狂おしい気持ちになっている。

 

情報にひとしく触れることができるばかりでなく、自分から情報発信もできるということは、自分がいかに無能で、役立たずで、孤独かということを思い知らされるということでもあった。

 

 

 

痛々しい私は痛々しい文章にひどく共感した。

 

 

 

そこから、島田さんは就職活動をやめ、ひとりで出版社を作ることに奮起する。

全力でなにかをやってみようと。

 

 

私がこうして本の想いを伝えようとすると、すごく陳腐な表現になってしまうけど、

現状に、自分に、仕事に、生き方に、、、なにかモヤモヤを感じていたら、読んでほしい本の一冊です。

 

 

あしたから出版社 (就職しないで生きるには21)

あしたから出版社 (就職しないで生きるには21)

 

 

なんでもない今日の話。マツエクが安いっていう話。

今日のこと。

 

11時半、起床。

昨晩は4時過ぎに寝た。

バイト終わりだったから、仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、

もうちょっと早く寝て、早く起きるつもりだったのに・・(´_ゝ`)

早くも1日を、時間を、無駄にした気分。

 

 

しょっぱい寝起きから数分。

今日を無駄にしてはいけないと、無駄な焦燥感。

外に出なければ。

 

 

・・作業をしにサロンに行く?

第一候補のはずが、明日でいいんじゃない?と悪魔のささやきにより断念。

 

・・マツエクがもうスカスカだな。

よし、そうしよう。ポチポチっと1時間後に予約。ささっと適当に身支度を済ませ、恵比寿まで出向く。

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施術前。(お目汚し、すみません。)

 

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施術後。

真ん中らへんは自まつげがすかすかになってて細いのしかつけられなかったらしく。

(´_ゝ`)ショボーン

 

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平日限定、ミンク100本2980円。

激安。いつもお世話になってます。

格安プランだから、指名は出来ないけど、8割方、上手に手早く付けてくれます。

たまに、あちゃーって感じの人もいるけど。

マックスケリー(Max Kelly)|ホットペッパービューティー

 

 

 

15時、帰宅。

たまには自炊でもするか。。

先日、みそ作り体験に参加して、持って帰ってきた無添加みそでお味噌汁を作る。

あとは、買っておいた無添加ベーコンで何か作れないかなと。

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これまじ、大事。

ベーコンとかハムとかソーセージとか、大好きだけど、だいたいの市販のものには発色剤とかリン酸なんちゃらが入ってる。

きっと気のせいだけど、これ系の加工食品食べるとなんとなく化学的な味がする。

この写真のベーコンはそれがなかった!まぁ、きっと気のせいだけど。

 

一度気にし始めると添加物とかうざいくらいに気になっちゃう。無かったら日持ちしないし、それで食中毒とか起きても困るし、まぁ賛否両論なんだろうけど。

 

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パッケージの写真のこれ美味しそう。

 

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作る。

 

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どやっさ。

 

やっぱり素人レベルの再現になったけど、まぁ良しとしよう。

写真のために綺麗に並べたけど、撮り終わったら、フライパンからガバってよそったよ。

 

使い切らなかった、残ったベーコンは無添加ラップでくるんで保存しました。

 

 

 

(´_ゝ`)

ふふふ。

 

 

 

 

で、冷蔵庫の中には数週間前に買ったしなびたキャベツが行き場を無くしていたので

焼きキャベツに。

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これ最近のお気に入り。

軽く焼き目を付けて、蓋して、ちょっと放っておくだけ。

キャベツちゃんポテンシャル高め。

 

あとは納豆と、目玉焼き。

てな感じの夕飯でした。ごちそうさまでした。

 

 

なんの決意かはわからないけど、合理的・打算的なことはやめようと思って、

食事中に、たまっている録画した番組を見るのはやめました。

食事に集中しようと。黙々とモグモグ。もくもくともぐもぐ。

 

 

 

(´_ゝ`)

ふふふ。

 

 

 

 

食後は珍しく本を読みました。

あしたから出版社 (就職しないで生きるには21)

 

すごくグッと来たので、これについてはまた別記事で。

 

 

 

何も考えずに書いてたら本当にただの日記になっちゃった。

父からの着信履歴。

父からの着信履歴。

 

 

折り返す勇気はない。

私は、甘く、ぬるま湯に浸かっていた自分が恥ずかしくて、
父に合わせる顔がなかった。

 

 

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父からの手紙を読んだ次の日、
求人に応募したネイルサロンから返信が来ていた。

 

志望動機、得意分野、不得意分野、これからの展望。

数多くの質問。

 

私のもっとも苦手な分野だった。

たじろぐ私に、悪魔がささやく。

「とりあえず1回閉じて、後でゆっくり考えようぜ~」

 

 

 

父の手紙を思い出し、悪魔のささやきに抵抗する自分。

 

 

 

 

 

(´_ゝ`)

 

 

 

 

え、ソレ、ナンノコト?

(´_ゝ`)

 

生まれ変わった自分はどこにもいなかった。

いや、まだ私は生まれ変わっていなかった。

 

 

 

(´_ゝ`)

 

 

あの私の大粒の涙はなんだったんだ。
とことん私はクズじゃないか。

もう、性根が腐ってるとしか言いようがない。

こんな状態で、折り返す勇気もない。

 


数時間後、また父から着信があった。
数コール考えて、「応答」をタッチした。

 

 

 

電話を切るまでの約30分間、
私はひたすら泣きながら、鼻を詰まらせながら、
「うん・・うん・・そうだね。」と頷くことしかできなかった。

 

 

父からの電話は、落ち込んでいるであろう私を励ますためのものだった。

 

 

父から言われたこと。

・本気でやるつもりなら、楽しい仕事なんてこの世に存在しない。

・みんな口に出さないだけで、外に見えないようにしているだけで、本当はつらい。

・どんなに羨望のまなざしを向けられる、トップアスリートだって芸能人だって、選ばれし人になればなるほど、プレッシャーと戦い、葛藤し、毎日のように挫折を繰り返し、日々辞めたいと思っているかもしれない。

・逃げても逃げても、全てのことから逃げ続けて生きていけない。

・逃げを繰り返す未来が今見えているなら、いま目の前のことと向き合い、戦え。

・仕事が楽しく笑える日は来ないかもしれないが、それ以上の達成感がきっと手に入る。

 

 

私はいつでも、いまより楽しくなれることを探して、隣の芝を羨むけど、

就職してバリバリ働く同級生のあの子だって、どの子だって、きっとすごくつらい。

たまに会って女子会して、他愛もない会話をしているだけじゃわからないけど、その奥には、表に出さないつらさがある。泣きたくなる出来事がある。

私だけじゃない。

みんなそれぞれ知らないところで、戦って前に進んでいる。

 

そうやって大人になっていく。

いつまでも、嫌だったら泣いて助けてもらう子どもではいられない。

そんな当たり前のことにいままで気付かなかった。

 

 

あっちを通れば近いかな?

こっちの道はわくわくするな。

突き当りは行き止まりに見えるから、ここらで曲がっておこう。

 

楽しいことや近道を探して、

右折を何回も繰り返して、

私はまだ、あの頃と同じ場所にいる。

 

 

着実にゴールに近づく人は、己を信じた人。諦めなかった人。貫き通す人。

 

 

 

父からの電話と手紙、ここ数日の大泣き。

難しいことはよくわからないけど、

1つ決めたことがある。

 

 

 

私はもう逃げない。

 

 

嫌だと思ったことには絶対立ち向かう。

今までとは逆に、

ひるんだこと、逃げたくなったことには

意識して立ち向かう。

 

 

 

ネイルの道が合っていたのか、間違っていたのかはわからない。

好きなのか、嫌いなのかもわからない。

でもわたしはいま目の前にこれがあるから、これを選ぶ。

極めてやる。

父から届いた手紙、大声で泣きながら読んだ手紙。

今日もくすぶり女子。

 

ブログを書いたら、数名の方がスターをくれた。

その中に一番古い記事にスターをつけてくれた方がいた。

 

 

 

luna-channel.hatenablog.com

 

自己紹介。

1年2ヵ月前の記事。

 

さくっと目を通すと、

今後自分がどうなっていくのか楽しみ!

とかいう希望的観測をぶちまけていたけど、

1年2ヵ月経った今、主観では何ら変わっていない。

 

 

他人と比べて自分のクズ具合にがっくり。1日のうち8割くらいの時間がっくりきてる。

 

→ うん。今もだよ。むしろいまは9割くらいがっくりきてるよ。

 

 

 

夢見がちで甘いんです。ほんとに。 人生楽しきゃいいじゃん!→会社がいや?→だったら辞めちゃえ! みたいな。バカな発想しか今のところできない。

 →はい。これも。考え方は変わらないけど、むしろ今はこのときみたいなバカで明るいテンションがない。暗い女だ。

 

 

あれ、なんだか記事の方向性が暗くなって来てしまった|д゚)

 

 

 

 

昨日、父親から手紙が届いた。

4枚綴り。ボリュームぎっしり。

 

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・私の仕事へ対する意識の低さ、覚悟の無さ。

・父と二人の娘(私と姉)が全く違うということ。

・若かりし頃の苦労話。

・頑張るほどに孤独になっていったこと。

 

 

読みながらなぜだか涙が止まらなかった。

読み終え、部屋の中で一人で大声で泣いた。

小さな子どもが泣くみたいに。

 

 

 

父はもう70歳になる。

私は両親が40歳を過ぎてから出来た子で、それは過保護に育てられた。

幼少の頃から、両親が仲良かった記憶はなく、いつも喧嘩ばかり、父の怒鳴り声が家の中に響いていた。

父は家にいないことも多かった。それゆえ、私は何かあるといつも母に怒られていた。

ヒステリーな母のことが嫌いだった。私も姉も完全に父派だった。

 

今となっては母とも仲がいいが、実家にいた18歳まで、思春期の間はずっと母とまともに会話をしていないと思う。

 

そんな母の性格とは対照的に、父はユーモアあふれる人だった。(過去形になったけど、もちろんまだ生きている)

会社を経営していたこともあってか、そもそも男性とはそういうものなのか、主観的な母とは違って、父は客観的な目線をもっていた。

 

 

私が高校生の時に、両親が離婚した。

私にショックという感情はなく、自分の苗字が変わったらクラスのみんなに親が離婚したことがバレるな、どうしよう。という心配ばかりしていた。

幸いなことに苗字は変わらなかったし、いつも喧嘩していた両親が完全に別々に暮らしてくれることで少しほっとした部分があったと思う。

 

 

我が家の熟年離婚は、私にとってさほど大きな影響がなかった。

昔から父は家にいないことが多かったし、それに、離婚してからも家族4人で会う機会が度々あった。

変わったことといえば、母の父に対する愚痴が、同居生活ゆえの愚痴から、離婚時に軽くもめたことへの愚痴になったこと位だった。

 

 

私が26歳になった今も、私たち姉妹が実家に帰るときは父も家に顔を出すし、ご飯も一緒に食べる。

特殊な家なのかもしれない。

 

 

 

(前置きが長くなっちゃった・・・)

 

 

 

わりとゴタゴタした方の家庭かもしれないけど、私はこの家に生まれて良かったし、大人になった今となっては、父のことも母のことも尊敬している。

特に、芸術家肌の父の話は面白いし、26歳の私よりも明らかに多くのことに興味があるし、やる気もある。

 

 

 

そんな父から1年に2,3回手紙が届く。

内容は様々で、70歳現在も元気でパッション溢れる父からの人生の教訓のようなものだったり、最近の世の流れや若者についてだったり。

 軽く読み流すことが大半で、返事を書いたこともなかったと思う。

 

 

しかし、今回はそうはいかなかった。

文章の始まりは、先日、父が東京に訪れた時のことだった。

父が趣味で描いている絵の個展が1週間前に京橋であり、そこに姉妹で訪れ、昼食を取った後、3人で私の働くネイルサロンに向かった。

4か月前から私はレンタルスペースで一区画を借り、そこでこじんまりと一人でネイルサロンを始めた。

そこがどんな場所なのか見てみたいという父を連れてきたのだ。

 

いい場所じゃないか、ここにはこんな物が置けそうだな、

経営者目線でいくつか何かを言っていた。

雑談をしながら、いつもと変わらない空気だった。

 

 

 

後々、手紙を読んで自分が大泣きするなんて夢にも思わなかった。

 

 

 

 

1枚目。

先日は楽しく過ごせました。と敬語文で和やかに始まった。

しかし椅子や看板、予約の仕組みについて、

数点、指摘がはいった。有り難い意見だ。これもいつものことだった。

 

 

2枚目。

1行目から空気感が変わった。敬語なことに変わりはなかったが、

「申し訳ございませんが、私からみると、商売を起こしているようにはみえませんでした。」

何かが私の胸に刺さった。

 

続けて一言。

「今回、改めてよく解ったことがあります。私の二人の娘は、私とは全く違うということです。」

また、何かが私の胸に刺さった。

尊敬する父から突き放された気持ちがした。

 

 

3枚目。

25歳で両親、姉夫婦、兄一家の面倒を見ながら事業を軌道にのせた、父自身の苦労話。社長である祖父に代わり、睡眠時間を削り、やりたい自分の夢も諦め、無我夢中で働いた父。事業が軌道に乗ると急に社長風を吹かせてきたという祖父。

 

 

4枚目。

「私は仕事は誰よりもしたかもしれません。しかし孤独でした。私の味方をする者は誰もいませんでした。

人は努力すればするほど、孤独になるような気がします。

実力で這い上がる人が怖いのです。なぜなら、自分にはできないことだから。」

 

「人には3通りあるような気がします。

1、自分自身で運命を築く人

2、自身の運命を委ねる人

3、築くことも委ねることもできない人

 

余計なことを多く書きました。参考にならないかもしれませんね。」

 

 

 

涙が止まらなかった。

全てを見透かされていた。自分が恥ずかしくなった。

形だけの、中身がない、おままごとのような私の事業

 

自分でも気付いていた。気付かないフリをしてここまで来たのだ。

取り繕おうと必死に纏っていた分厚い何かを一瞬で剥がされた。

 

 

 

経験も活かせるし、どこかに勤めるより自由だろう、お金も稼げそうだ。

甘く、大した覚悟もなく始めた。

 

お客さんが来なくたって、家賃が安いから大丈夫。

自分を守るために予防線を張った。

 

お客さんがそれなりに来はじめると、自分の実力が不安になった。逃げたくなった。忙しさからストレスがたまったんだよ、少し休もう。

逃げる自分を正当化した。

 

 

父は、努力もせずに自分を正当化して、やったつもりになっている私に喝をいれたかったのだろう。怠惰な姿勢では何も成せないこと。いままで苦労してきた父だから言えること。

 

今の私は完全に、3つめの"運命を築くことも委ねることもできない人"だ。

一見、運命を築く人になったようで、肝心な中身は薄っぺらで、どっちつかずで、いつも楽な方、傷つかない方を選ぶ。

自分には出来ないことだから、キラキラと前向きに歩いていく人を羨む。

父が書いていることが全て当てはまった。

 

 

私は父の子だし、やりたいこともいっぱいある。やろうと思ったら何でもできる。

 

現実を見ずに、空虚な理想にすがりついていただけだった。

父と私は全く違ったのだ。

 

 

ここらでしっかり考え直さなくては。20代後半、

このまま間違えたまま進んだら、何にもできない夢見がちな痛い大人が出来あがる。

自分に嘘つくこと、楽な道を選ぶこと、卒業しよう。

 

 

パパ、ありがとう。

手のかかる娘でごめんね。

17歳年上のおじさんにガチで恋して、体の関係だけで終わった話

気持ちのはけ口がないからブログを書いてみる。

 

 

 

ちょっと失礼、

ゴホッ、あーあー、うーうー、

はい。いきます。

 

 

うううざああああいいいいいーー!!

 

 

 

 

とあるおじさんに数時間前に告白したことで現在のこの心境に至る。

 

今日二日酔いの体を引きずりながら必死で行った友人のライブがすごく素敵ですごくキラキラした気持ちになったのに、台無しになったぜ。

どうしてくれるんだぜ。

 

 

 

おじさんと出会ったのは約1年前、知り合いを介して、おじさんが働く飲食店に訪れたことだった。

43歳といえど、見た目は30代、なかなか好みの面構え。堺雅人似。彼女はいない。

この時点で私にはすでに下心があった。

というのも、そのおじさんは私が好きな某有名人の友人だったのだ。それもかなり親交が深く、親友レベル。

ふっふっふ。お近づきになる以外の選択肢はないじゃないか。

 

 

ほら、人間誰しも打算とか黒い部分がある・・よね・・・ごにょごにょ・・

 

 

 

初対面のその日はみんなで楽しく飲み語らい、良い雰囲気で終了した。

おじさんが働く店舗は私の家の隣駅で、これは一人で通うのもアリだな。。と頭の中で策を練っていた。

 

 

たまにふと過去の自分の行動力に驚くことがある。このときもそうだった。

初回から数週間だろうか、正確な日数は忘れたが、2回目はこっそり一人でいくことにした。

その日、堺雅人が出勤しているかはわからなかったが、仕事終わりに隣駅まで足を伸ばし、店舗の外から不審者顔負けの覗きっぷりで、いるかいないかをちらちらチェックしていた。

 

堺雅人が出勤しているのを確認したはいいものの、20代半ば女子、さすがに一人で飲み屋に入るのは勇気がいった。店先でうろうろすること15分。頭の中では様々な思いが渦巻いていた。

 

たった1回、数時間の面識のみ。急に一人で来られたら戸惑うだろう。

そもそも私のことを覚えているだろうか。

引かれるかもしれない。

 

 

しかしあとには退けなかった。迷いを振り切り、入店。

やはり雅人はにわかに驚いていた。

 

「この間のー・・・覚えてますかね?」

勇気を振り絞った子羊ちゃんオーラを前面に出す。

 

 

「覚えとるよー!一人できたん?笑 ここ座りー!」

方言ずるい。不覚にもキュンとする自分。覚えられていたことの安堵。今思えばこの時から今後1年半に及ぶ悪しき歴史がスタートしていたのだ。

 

 

案内されたカウンターでビールを飲みながら、メニューを見つめ何を頼もうか悩んでいた時だった。

 

「俺も飲もうか?あっち移動する?」

テーブル席を指す雅人。

はい、待ってました、神展開。というかここまで想定内。あなたと仲良くなるために来たんですから。

 

約2時間、雅人と談笑しただろうか。

私が思いを寄せる某有名人とのプライベートの話もでて、私にとってはなんともキラキラした時間だった。

 

この世界は綺麗なものでできている。世界は平和だ。

思わずとんだ勘違いをしそうになるくらい幸せな時間だった。

満足感や優越感。何とも言えない甘い蜜のような感情が私の中に生まれていた。

 

この人と一緒にいる時間は幸せ。ある種の吊り橋効果だろうか。

そのキラキラした満足感は私の中に、雅人に対する好意も生み出していた。

 

 

 

それが誤算だった。

 

 

 

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LINEを交換し、また遊びに来てもいいですか?と可愛げに言って店をでた。

その後も何度か店に遊びに行き、一緒に飲み、場所を変えて雅人の友人もともに飲むこともあった。私は有頂天だった。憧れの有名人に近づけている錯覚も起こしていたし、単純に雅人と一緒にいれることが嬉しかった。

この頃になると、雅人から連絡が来て、飲み会に誘われることもあった。

 

ある時、5、6人で飲んでいただろうか。私以外の女子もいた。歳は私と同じで、雅人と地元が一緒の女の子だった。

二人は長い付き合いということもあり、仲が良く距離も近く、嫉妬心をひそかに燃え上がらせる私がいた。もう完全に恋だった。

 

 

またある時、雅人と恋愛の話になった。

もうこの歳になると、誰かと付き合うときに「付き合おう」なんて言葉はなく、自然とお互いよく会うようになり、自然とそういう関係になり、気付いたらお互い自然と付き合っているかなと雅人は話していた。

「まあ確かにそうですよね」と適当に相槌をうっていた。

 

その日も2軒目に移動し、私が嫉妬心を燃やす女子、女子の弟、という謎の4人で飲んでいた。深夜1時か2時か。店を出てみんなでタクシーに乗り、家の近い人からひとりひとり降りていく。

最終的に、雅人と二人きりになった。

酔った勢いの軽いノリで私は雅人の肩に寄り掛かった。

それで雅人のスイッチが入ったのだろうか。

今日は私の家に帰ると言い張る雅人。

 

正直、戸惑った。

私の家に来て一緒に寝たら、確実にそういうことになる。

猿でもわかる計算式だ。

これまで意外とまっとうな生き方をしてきた私は、付き合っていない人と体の関係をもつことに抵抗があり、いくら好意があるといえども、この状況をかみ砕くことが出来ずにいた。

しかし私のそんな戸惑いに気付く様子もなく雅人は強引にタクシーを降りてしまった。

 

 

もう逃げられなかった。

ここで強引にまたタクシーを止め、乗せて帰すほど、場のしらけることをする勇気はなかった。

 

「絶対に何もしないでね!」100回は言っただろうか。

しかし、そんな防御は淡く崩れ去った。

いい歳した男女が一つのベッドで寝て、何もないはずがない。

猿でも頷く。

 

 

この時の私はまだ淡い期待を抱いていた。

数時間前に雅人が言っていた、恋愛話が頭を巡っていた。

もしかしたら付き合うことになるのかも。。

 

 

(つづく)

ニット帽をかぶった女を蔑む、ニット帽をかぶった女

電車に揺られる毎日。

駅に集う人々。

強制的に流れ込んでくる人間模様。

 

こうなりたくないと思う自分

こうなるはずじゃなかったと思う自分

まだ遅くないと思う自分

 

 

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練馬はあるよねないよねとか話しながら池袋のホームで副都心線を待つ女子

 

えーやっぱそのバッグ欲しいですぅ
可愛いですぅとベタベタな高い声で先輩を誉める女子
声のトーンのどこか奥に、バカなフリして何事もそつなくこなす出来た女を見せつけたい欲が隠しきれていない

セールで安かったんだよねー。と何事も気付いてないかのように、面倒なことは避けて通りたい、あえて低い声のまま場のバランスを取る先輩

 

 

いつもタクシー使うよね!
この間も銀座からタクシーで帰ってたよ!
と知り合いのどうでもいい成金ぶりをホームでひけらかす男女

 

 

車内に入ると

7人中6人がマスク、5人がスマホをいじる向かいの座席

 

 

好きでもなく嫌いでもない人と食事をし、心に何一つ波風がたたぬまま、現実に違和感を感じながら、現実世界を斜に構えて蔑む自分

 

 

 

 

おかしな世界だ
こんな場所の何が楽しいんだろう

 

 

 

本当は毎日わくわくしながら、

明日を楽しみにしながら、

文化祭前日みたいな気持ちで過ごしたいのに、

迫りくる現実に抗えない。どうすればいいのかもわからない。

 

寝て起きたらきっとまたため息をつく。

 

家を出て、朝一の仕事はクレーム処理。

その後は楽しいのか、何のために行くのか、よくわからないホームパーティ。

 

 

 

ねぇ、そーいうの苦手じゃなかったっけ?

 

 

 

迫りくる現実に違和感を覚えながらも、

好きな音楽を聞いて、気の合う友達に愚痴って、残った違和感をブログに吐いて、

 

なんかすっきりたような気持ちになって、

明日が来て、その次の日が来て、一週間が経って、それを4周したら、1年の何分の1かが終わって、

そうやって死んでいくんだろう。

自分が誰だか急にわからなくなったから飛んだ。

たまに、自分が何者なのかわからなくなる。

 

何者でもないからそう思うんだろうけど。

 

 

普通すぎて。

時たま、普通じゃない自分をあえて見せたりして、

周りと違うんです。

そう思い込みたいんです。

 

っていうくだりで一番自分の普通さを痛感して。

 

 

あれもしたい、これもしたい。

あれはいや、これもいや。

 

 

何者かになりたいけど、何物にもなれなくて。

中途半端で、そんな自分が嫌いなんだけど、

まだどこかで希望を捨てたくなくて。

 

てことは結局、自分のことが好きなんだろう。

 

 

いつだって、何かに負けないように虚勢をはって、

強くぶれない自分がいるって、自己暗示かけるんだけど、

本当はすごく影響されやすくて、流されやすくて。

 

 

お前誰だ。何者なんだ。

 

 

 

ふわついた自分とサヨナラして、

新しい人になろうと思った。

 

 

安直に髪を染めた。

どこにでもいる色から、ちょっとだけめずらしい色に。

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遊べ、私。

 

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どこかに飛んでけ。

 

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何者かになれ。

 

 

 

どろん。