Lotus baguette(ロータスバゲット)でパンを買ってきた。無添加とか、素材へのこだわりとか。
ずっと気になってた、目黒川ロータス。
初入店。
外のテーブルではこじゃれた若いお兄さんが一人でパン食べてました。
こじゃれた人だと何をしてても良い感じの画になるのね。目黒川沿いって。
若いお兄さんが外で一人でお洒落にパン食べてるなんて、なかなか見たことない。
お兄さんを横目に、サッとドアを開け、数々のパンを目の前に悩むこと数分。
その間も続々とお客さんが入ってきます。さすが、人気。
近くに住んでいるであろうマダムが多め。
詳しいこともよく知らず、ただパンが食べたいという気分にひかれ、
いま食べたいものを適当に選んで、3つ買って帰宅。
レジのお姉さん、愛想がよくてとっても素敵でした。
買ってきたのは、フォカッチャ、カレーパン、バナナスコーン。
まずはカレーパン。
パンはカリッとさせてから食べたい派なので、トースターで数分チン。
丸くて小ぶりで可愛い。
いただきまーす。
サクッ、もちっ。
鼻にスパイスの香りがふっと抜けます。
口の中に広がる野菜たちの甘み。
ちょうどいいサイズにカットされた野菜たちがごろごろ入っているため、噛みながら、これはじゃがいもだなとか人参だなとかが、結構はっきりわかります。
食感でわかるというより、ちゃんとそれぞれの野菜の味が残っているからわかるという感じ。
野菜たちを包み込むカレーの味も優しい。
くどすぎず、お洒落すぎず、かといって主張しないわけでもなく。
懐かしいという感情ともまた違うんだけど、なんていうか、とっつきやすいカレー。
お子様でも食べやすい感じ。
最初は中身に気持ちが行ってたけど、食べ進めていくうちに、ふと、パン生地の甘みに気付く。
これもまた優しい自然な甘み。
白米をずーっと噛んでるとだんだん甘くなってくる、あの甘さに似てる。
パンをごはんで例えるなよ。←
この甘みって中毒になるんだよなぁ。
もう今すでにまた食べたい。
カレーパンなのに重くない。
小ぶりなサイズだからかな?
オイリー感とか、カレーパン特有のずっしり感があんまりない。というかほぼない。
次はフォカッチャ。
フォカッチャは結構大きい。
これも数分チン。
いただきまーす。
ちょっと意外。甘い。優しい。
フォカッチャって塩気があって、手に取ると油がつくな。みたいなイメージだったけど、これ全然違う。
テカテカもしてないし、塩気も感じないし、小麦の優しい甘さがダイレクトに伝わってくる。無駄なものはありません的な。
トースターに入れたおかげで、カリカリ具合が相まって、サクもち。魅力倍増。
いい意味でわき役になれる子かも。
主張せず優しく支えるから、どんなごはんやおかずにも合いそう。
最後にバナナスコーン。
スコーンだってチンします。
いただきまーす。
サクッ。
またまた優しい。
生地が甘すぎず、バナナをすごく引き立ててる。
バナナも火が入って、より熟れて、甘さをしっかり感じます。
外はカリッと、中は蒸しパンのようにもっちり。
雑味がなくて、どこか懐かしいような気もする。
食べ応え結構あります。(3つめだから?笑)
どのパンも共通して、優しい。
生地に自然な甘みがある。
主張しすぎず、そっと寄り添ってくれるようなパンたちでした。
前情報が何もなく、ただ心惹かれるまま買ってきたけど、これを書くにあたってお店のホームページとか見てみたら、
無添加、天然酵母、素材へのこだわりがすごく素敵だった。
それは優しいパンができるはず。
現代では利便性とか生産性が重要視されてて、手軽に手に入る食べ物には、添加物とか化学的・人工的なものがほとんど全てにといっていいほど入ってる。
今は健康だから良くても、数十年後の自分がどうなってるか、生まれてくる子どもが健康でいられるかなんてわからないから、、
なるべく口に入れるものはちゃんとしたものを選んでいきたいなぁ。
どろん。