Luna channel ~20代女子のざれごと~

20代半ば女子の日常。夢とか人生の目的捜索中。楽しく面白い人生を送りたい。どこにでもいる、ごく普通の若干くすぶっている女子。

人生の目的を探すために・・・泣きべそをかいてみる

何をしたらいいのかさっぱりわからない。

 

 

 

恥ずかしながら、25歳3ヵ月現在、これといってやりたいことも夢もない。

街中を歩いていると、どこを見ているのか何か目的があるのかわからないような人だったり、目先のことしか見えていなさそうな人だったり、要は私みたいな人がいっぱいいる。

朝や夕方過ぎの電車にはこの世の終わりみたいな顔をした人ばかりだし、喧騒の中で、急ぎ足でイライラ顔の人を多く見かける。

 

あーゆう大人にはなりたくないなってずっと思ってた。

今もその思いは変わらない。

きっと「あーゆう大人」もそうだったんだと思う。

だけど彼らも私自身も知らず知らずのうちに「あーゆうなりたくない大人」になってしまった。

 

みんなきっとちっちゃい頃はお花屋さんになりたいとかスーパーマンになりたいとか大きな夢を掲げてキラキラしてた。

 

いつ忘れたんだろうね。

 

 

今の私だって夢とかやりたいことが完全にないわけじゃない。

美味しいものが食べたい、あの人に会ってみたい、余裕のある生活をしたい。

とかね。

ちっちゃなものをあげたらたくさんある。それでいいと思ってた。

それなりに日々楽しいこともあるしこれが普通だと思ったし、このままいい感じの人を見つけて結婚とかするのかなって。

 

 

 

でもちょうど1週間の日曜日、はっとした。

夢をみてキラキラしてる人たちをみて、何かをすごく大事なことを思い出したように愕然とした。

 

自分、何やってるんだろう。今の自分て何なんだろう。

その瞬間自分の全てに嫌気がさした。

 

年末に昼間やってたオフィスワークをやめて、年明けからこの3ヵ月何をするわけでもなく適当に過ごしてきた。

遊ぶ人を適当に探して飲みに行って、美味しいご飯をご馳走してもらったりどこかへ遊びに行ったり、だれか見つからなければ一人で飲み歩いたり。

数か月前に引っ越したこの家だって、夜中まで飲んだ時にタクシーで帰りやすいようにわりと都心寄りを選んだ部分もある。

夜バーでバイトもしてるし、前の仕事で少しお金も貯まってたから、生活に困るわけでもなかった。

まあまあ生活にも困らないラインで、それなりにいい場所に住んで、欲しいものをたまに買って。

心の中でうっすらじわじわと「いい感じの25歳過ごせてるじゃない?」ていう思いが湧いてきてた。ゆっくりと水が岩を浸食するように。放置していたものが気付かないうちに腐敗するように。

 

 

適当に遊んで、つかみどころのないようなイメージで、ふわふわして、風みたいな気持ちだった。

極端な話、先週の日曜日までそれが美徳とさえ思っていた。

うまーく、すり替えてた。

これがなりたかった自分なんだって。

 

 

でも違った。

みんなのキラキラしてまっすぐな目を見たらやっと少し思い出した。

 

こんなんじゃだめだ!!!!!

 

 

 

日曜と月曜はすごく気分が落ちていた。

初心を思い出したはいいけど、自分が何をしたいのか、自分に何ができるのか全くわからないし、何より自分の心をすり替えていたことに気づかずに生きていたことが、更にはそれを美徳とさえ感じていたことがショックでショックで、お先真っ暗でまさにこの世の終わりのような気持ちだった。

 

 

 

今月だけ知り合いの会社を手伝うことになっていて、月曜の朝も午前中には家をでた。どんよりした気持ちはとてつもなく大荷物で、今日は1ミリも笑えなさそうと思いながら出社した。

 

なるべく人と関わりたくないと思っているこーゆう日に限って、誰かと過ごさなければいけない時間がなぜか多い。

電車で片道1時間弱のお届け物を先輩(34歳女性)と行くことになった。

会社を出てから戻るまで、約2時間半。

先輩は面倒見がいい人で、面白いところもあるし、普段から世間話レベルの会話は普通にする。もちろん嫌いではない。

でもその日に限っては自分から話す余裕も笑う余裕もなかった。

気を使って話してくれている世間話に「あーそうなんですかー」「へーすごいですねー」とかいうクズレベルの相槌しかうてない。

そろそろクズ相槌も限界だと思う頃にようやく会社に戻った。

 

やっと一人になってデスクに向かう。

どんよりした大荷物は少しも軽くなっていなくて、思わず何度も泣きそうになった。

 

昼休憩は各自が頃合いをみて好きな時間にとることになっている。

なぜだろう、ちょうど先述の先輩と休憩のタイミングが被った。

何度も泣きべそをかいた後で、人と一緒にご飯を食べる余裕なんて1ミリもない。やばい、どうしよう。

とかいう暗雲が心にかかりはじめた時、先輩が先にオフィスを出ていった。

ほっとした。こんなテンションの低い奴とご飯を食べるなんて先輩にも申し訳ない。

 

食欲もそんなにないけど、何食べようかなと考えながら一人エレベーターで降りていく。

先輩からライン。

「一緒にご飯行く?」

「はい!行きます(^^)/」

 

 

本当にこの世の終わりだと思った。

 

 

 

 

お互い日替わりランチを頼んで、しばしまた世間話とクズ相槌が続いた。

話題は仕事のことになった。

お手伝いをしているその会社は広告系の会社で、先輩はその広告のデザイナー的なことをしている。(詳しいことはよくわからない)

自然と興味が湧いた。

「先輩はいつからこーゆう仕事をしてるんですか?」

 

話を聞いていくと、先輩はデザイン系の高校に通い、高校を卒業した時からデザイン系の仕事をしているそう。現在に至るまで二、三度転職をしているものの、転職理由は職場環境や給料面であって、仕事内容が理由ではないと。自分がやりたいことをできているし、楽しいよって。

 

素直にかっこいいと思ったし、尊敬するし、いいなぁと思った。

 

一通り話を聞き終わり、気付いた時には相談していた。

「私いまやりたいこととか、やるべきことがわからないんです。小さな興味はたくさんあるけど、それが仕事になるのかお金になるのかって考えたらわからないし、第一もう25歳で今更一から始めるのかってすごんじゃいます。。」

 

昨日感じたこともすべて話した。

先輩からは堅くかっこいいアドバイスなんて無くて、月並みな助言をもらった。

始めようと思ったときに始めれば何も遅いことなんてない。

小さくてもいいから興味があるものを書き出してとりあえずはじからやってみればいいじゃん!と。

 

自分の好きなことを選んでちゃんと実行している先輩の月並みな助言は、どんよりした大荷物をちょっとだけ軽くしてくれた。

 

私にとってはすごく有意義な時間だった。

テンションも食欲も少し回復し、ごはんをおかわりして、休憩時間ぎりぎりまでずーっと食べていた。

 

 

この一週間、少し自分と向き合って何に興味があるのか考えてみた。

 

①食

②環境

③服飾

④美容

⑤ゴルフ

⑥綺麗な字

⑦英語

⑧漫画

⑨絵

⑩アニメ

⑪社会貢献

⑫旅行

 

ざっと挙げるとこんな感じ。

 

そういえば先輩と話しているときに資格とか取ってみたら?とも言われた。

確かに、学んで無駄になることはないし、難易度だってそれぞれだから1日で取れるものからやってみてもいいし、やる気があれば長期で勉強するのもいいかも。

なによりも、やってる感とか1つのことに向かってます感が出る。笑

今の迷子状態の私にはこのやってる感が結構大事。

 

細分化していくのはまた別の記事で。

 

とりあえずこのブログに迷子脱出(できるかわからないけど)の様子を記していこうかな。1つ目の目標。